工業用硬質クロームメッキ(対摩耗、防錆用)
 硬質クロームメッキ(通称H−Cr)は主として、工業用製品の対摩耗性(摩滅防止)の向上、並びに製品の防錆を目的として使用されてきました。これらのメッキ品質の善し悪しは、下地の改善(前処理)、メッキの付き廻り(均一性、密着力)仕上げ磨き(後処理)に大きく左右されます。当社は各工程にそれぞれ主眼を置き、品質第一として、日夜改善に取り組んでいます。
各種金型硬質クロームメッキ(対ゴム、プラスティック、ガラス離型向上用)
 硬質クロームメッキのもう一つの大きな特性として、ゴム、プラスチック、ガラス製品金型の離型性向上と言う物があります。金型メッキは、僅か数ミクロンのメッキを張る事で、型寿命、作業効率が飛躍的に向上しますが、そのメッキの薄さ故、隈無く均一に張る事は非常に難しく、通常微細で深い穴の中のメッキは不可能とされて来ました。当社はその様なディメリット解消に取り組み、微細箇所のメッキを始めとし、均一性、密着力、光沢性、潤滑性に於いてお客様より高い評価を頂いております。
各種肉盛メッキ(誤作寸法合わせ又は中古品の再生 直径2〜3mm以上可)
 誤作による削り過ぎ、中古品の再生等に於いては、メッキを厚く付けなければなりません。これらも上記同様均一性や密着性が重要視され、当社は数十年の実績と経験から、直径3.0mmを超える厚付けを行います。
その他各種メッキ(亜鉛、ニッケル、カニゼン、装飾 etc)
 固体金属は現在60を越える物が確認されています。その内メッキに使われる金属はおよそ30種類程、当社はH−Cr専門ですが、各種メッキの特性に精通しており、製品の使用目的に合わせ適切なメッキをご紹介致します。
ショットブラスト(梨地処理 (ガラスショット、アルミナショット))
 皆様は美しい梨地模様の製品をご覧になった事は有りませんか?携帯やパソコン、艶がある物、またつや消しの物様々な物があり、主に装飾的に用いられます。当社は比較的安価なガラスショット、又面相度の精度を必要とするアルミナショットをご用意しております。
ショットグリッド(梨地処理)
 内容はブラストと同様ですが、ショット玉に鉄塊を使用し、大きく面を荒らします。特に大型のタイヤ金型などに使用されます。サイズ等ご相談ください。
ロール鏡面研磨(0.1S仕様可能)
 ピストン、ロールと言った物で、磨き面相度の精度が要求される場合に使用されます。Max0.1S(Rz)まで対応可能です。機械設備欄を参照ください。
その他研磨各種
 研磨機を用いる研磨にも数多くの種類があります。内径研磨、外径研磨、平面研磨、バフ研磨、メッキ前後の研磨は勿論、研磨のみの受注も承ります。
シリンダーホーニング(大型シリンダー円筒研磨)
 船舶用ポーラスメッキ、大型シリンダーの研削を行います。機械設備欄をご参照の上、ご相談下さい。
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